季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。

同居鳥さんを迎えるにあたって

2019.02.06

小鳥さんがさみしそうなので、もう一羽を、、、、。と考えるかたもいらっしゃると思います。ここで、いくつか気にしていただきたいことがあります。
考えるべきことは、
先住の小鳥さんについては
種類、性別、育ち、性格などを考えることが必要になります。
新しく迎える小鳥さんについては
種類、性別、育ち、病気などを考えることが必要になります。

今回は新しい鳥さんの「病気」について話をします。
「え?病気の小鳥さんを売っているの?」と、思われるかもしれません。そうではありません。法律で義務付けられているため、明らかな病気を持つ小鳥さんが売られることは減ってきています。しかし、どうしても目に見えない病気、発症しづらい病気、ストレスによって発症する病気などがあるのです。購入時に見つからなくても、あとから出てきてしまうこともあるのです。
そのため、まずは病院への健康診断です。病院での健康診断は視診、聴診、触診、ソノウ検査、糞便検査などがあります。この時にオウム病やPBFD、BFDと言った病気の検査をすることも合わせて行うほうが良いでしょう。そして、病院へ来ることだけでなく家での環境も大切になってきます。まずは、1ヶ月程度の「検疫期間」を設けるとよいと思います。このことは新しい鳥さんをよく観察するためだけじゃなく、同居鳥へ病気がうつることを防ぐことも目的にしています。新しい鳥さんを触ったら、手を洗いましょう。そして、新しい鳥さんの羽根や糞便などに新しい鳥さんが触れないようにしてください。目に見えない病気をうつさないためです。一番良いのは、部屋を別々にすることです。

ページの先頭へ