季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。

外出時の注意

2012.08.01

夏休みに鳥さんと一緒に旅行や帰省されたり、動物病院に鳥さんを連れていく際の注意点をいくつかあげておきます。

まず、移動の際の水分摂取についてです。よほど暑い日でなければ通気性を良くさえしてあれば1時間位の移動に水分は必要ありません。ただし、基礎疾患のある鳥さんでは注意が必要です。それでももし心配であれば、移動中に水がこぼれて鳥さんの身体を濡らしてしまわないように、飲水容器の中にハンカチや青菜を1枚入れてあげると良いでしょう。長時間の移動をする時にはペットボトルに水を入れて持ち運びフタを使って飲ませてあげることも可能です。この際には鳥さんが飛び出さないようにくれぐれも周囲の状況に注意をしてください。

夏期は鳥さんの呼吸の速さに気を付け、口を開けて呼吸をしたり、肩を怒らせたような格好をしていないか注意をしてください。クーラーを使用する時はキャリーをおおう布を通気性の良いタオルケットを何枚か重ねて温度調節をしましょう。小さな温度計をキャリーにつけて温度が何度あるか目で確認することは重要です。28℃~30℃の範囲内が安全でしょう。目的地に到着した後は移動の疲れがあるので、少しの状況に慣れて落ちついてから遊んであげましょう。普段と違う慣れない環境では鳥さんは緊張して体調を崩す事があります。いつも以上に鳥さんの食欲や動き、糞の状態に気を配ってあげてください。

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