季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。

小鳥さん「足の違和感、どこから?」

2024.06.01

梅雨時が近づき、暑い日も増えてきました。気温や気圧の差が大きく体調を崩してしまった方もいるのではないでしょうか。椎間板ヘルニアなどで神経痛をお持ちの方は少ししんどい時期かもしれませんね。小鳥さんの中にも、そうした神経痛などを含む足の異常を抱えてしまう子がいます。
 
まず小鳥さんの足の異常として多いのは、噛まれたり挟んだりしたことによる怪我です。他の子と喧嘩してしまったり、ケージの金網の隙間に指が入ってしまったり、飼い主さんの服のファスナーに巻き込んでしまったケースもあります。また、ささくれた止まり木で足の裏の皮膚が剥けてしまった子も時折見られます。血がなかなか止まらずに貧血を起こしてしまう子もいれば、傷が気になって自咬してしまい、足が壊死してしまう子もいます。また、こうした傷から感染を起こして敗血症や感染性の腎炎に移行するリスクもあります。
 
次に多いのは何らかの原因で神経に障害を起こしているケースです。脊椎に異常を起こしていたり、生殖巣や腎臓の肥大によって神経圧迫を起こしていたりと原因は様々です。こうした場合、レントゲンを撮るなど詳細な検査をしないと原因が特定できないことがほとんどです。どちらか一方の足にだけ症状が出ることが多くみられます。
 
中高齢の小鳥さんで見られやすいのは痛風です。足全体が腫れぼったくなったり、関節に白い塊が見えたりします。腎機能が大幅に低下した状態で、早急に治療を始める必要がありますが完治は期待できません。投薬や点滴通院、カゴ内のバリアフリー化が必要になります。
 
これら以外でも、足に異常をきたす病気は多くあります。小鳥さんが足を気にしているな、様子がおかしいなと思ったらすぐに病院に連絡して来院するようにしましょう。もし思い当たる節があればそれも教えてくださいね。

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