季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。

隠れた病気を調べませんか?

2015.05.01

鳥さんには細胞の中に寄生し、幼い頃や体調を崩した時などに発症する病気があります。代表的なものがPBFDです。

PBFD(オウム類嘴羽毛症)は異常な羽が生えてきたり嘴が変形して来る病気です。

細胞分裂が活発な細胞に感染するため、免疫細胞にも感染しひどくなると免疫不全を引き起こしてしまいます。

オウム類とありますが、セキセイインコさんなどインコ類でよく確認されます。

この病気は感染しても発症までの時間はまちまちで経過もその子によって大きく異なってきます。

そのため感染が確認された場合でも気を付けてあげることでよりよい生活を目指すことができます。

検査をする際は微量の血液やうんち、羽などから調べることができます。

検査機関に出すことになるので結果が出るのに2週間ほどかかりますが、その子の将来を考えるととても有用な検査となっています。

特にPBFDは発症するのを抑えることで健常な子と差異のない生活を送ることができます。

鳥さんの生活を守るためにも一度検査をしておくことは良いことです。

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