季節ごとに、小鳥さんと一緒に生活する上での注意事項をお知らせしています。
少しでも小鳥さんのことを知って、お役に立てればと思います。
小鳥さんと痛風
2019.12.06
実は小鳥も痛風になります。特に、人間と異なり尿を尿素としてではなく尿酸として出すので痛風結節の元となる尿酸を生理的にも作っているので人間よりも痛風になるリスクがあります。
小鳥の痛風の原因には腎臓機能の低下、ビタミン・ミネラルのバランスが崩れている、遺伝、水分不足、老齢、感染症などがあります。
小鳥の痛風には人間でも馴染みの関節痛風のほかに内臟痛風があります。
内臓痛風は尿酸が内臓に沈着し、その機能が低下・突然死を起こします。血液検査での発見になるので定期の健康診断をしなければなりません。
関節痛風は主に足に痛風結節ができ、飼い主様目でも見つけることができます。関節痛風になると「足が痛そう」「止まり木に止まれない」「元気がない」等の症状が見られます。
冬場になると尿酸が結晶化しやすくなります。なんだか足が痛そう...と感じたら病院で診てもらいましょう。