2023年は阪神淡路大震災から28年、東日本大震災からは12年になります。大きな災害では人や建物の被害が大きく報道されますが、その陰ではワンちゃんや猫ちゃん、もちろん鳥さんも被害を受けています。これから起こりうる災害の被害を少しでも減らすために、また少しでもスムーズな避難生活を送るために今からできることを考えていきましょう。

 

まず、天候による災害であれば多くの場合事前に予測ができるのでニュースや天気予報はこまめにチェックしておきましょう。災害が予想される場合はあらかじめ鳥さんと避難をしたり、鳥さんを別のところへ預けたりすると良いでしょう。こうしたある程度予想できる災害か否かに関わらず、必要になるのが非常用の持ち出し袋です。普段食べているごはんや保温用のカイロなど、鳥さんに必要なものをまとめておきましょう。

また、鳥さん本人を連れていくために、普段からキャリーに入る訓練をしておくといざという時に役立ちます。キャリーであれば移動もしやすく、広いスペースが確保できない場合でも近くにいることができるでしょう。

 

非常時はどうしても人間が優先になり、ペットへの支援は遅れがちになります。普段から対策をよく考え、時々は避難訓練をしておきましょう。また、自治体に災害時の対応を聞いておくのも良いでしょう。