小鳥さんがふらふら‘千鳥足’!?
お花見シーズン到来ですね。楽しいお花見で羽目を外して千鳥足で帰宅した飼い主さんもいるかもしれません。二日酔いに頭を抱えながらおうちの小鳥さんを見て、「うちの子もちょっとふらついている?」なんて思った時、それは小鳥さんからのSOSかもしれません。
基本的に、健康な小鳥さんは何か動揺するようなことがない限りは止まり木から足を踏み外すことはありません。机の上で走って転んでいる小鳥さんの動画はよくSNSなどで見ることがありますが、これはつるつるしているところで踏ん張りがきかないために足を滑らせていることがほとんどです。
止まり木にいてどちらか決まった足がいつも踏ん張れていない場合、弱い方の足に何か異常がある可能性があります。足の裏に傷やタコができている、骨や関節に異常がある、卵巣や精巣、腎臓など臓器が腫れてしまっているなど原因は様々考えられます。外観で原因が特定できることもありますが、レントゲンや血液検査など精密検査が必要なことが多いです。
両方の足に力が入りにくいこともあります。この場合、全体的な体力が低下していることも多く、気が付いたらガリガリに痩せていた、なんてこともよく見られます。小鳥さんは羽毛に覆われているため痩せているかどうかが分かりにくく、明らかに弱々しくなってから気付くケースも珍しくありません。原因としては感染症、中程度から重度の内臓機能低下、不適切な食生活などがあります。原因の特定には既往歴の確認や普段の様子の聞き取り、精密検査が必要ですが、重度の削痩状態にあることも多いためまずは点滴や強制給餌などで体力を回復させつつ対症療法から治療を始めることになります。
今回挙げた原因以外にもふらつきを起こす病気はあります。少しの異変や違和感を見逃さないようにするのと同時に、日々の食事や体重管理を行なうようにすることが大切です。また、定期的な健康診断で羽毛に隠れた身体の異常をチェックできるようにしていきましょう。