NO WATER, NO LIFE? 飲みすぎはSOSのサイン
半袖で過ごせるような日も増え、清涼飲料水がおいしい季節がやってきました。早くも熱中症の心配をしなければいけないほど近年は急に気温が上がることが多いですね。人間にとって水分補給は重要ですが、おうちの小鳥さんがお水をがぶがぶ飲み始めたとしたら、それは小鳥さんの身体からのSOSかもしれません。
小鳥さんの種類によって多少ずれはありますが、通常一日に飲むお水の量は体重の5~10%、多くても20%以内になります。しかし、ストレスや換羽、発情、内臓疾患などによって過剰にお水を飲む状態になってしまうことがあります。
換羽や発情の時期に少しお水の量が増えるくらいであればいったん様子を見ても良いですが、日常的に水入れのお水が目に見えて水かさが減っていたり敷き紙がビショビショになるほど水分のおしっこをしたりしている場合、心理的もしくは肉体的な異常を抱えている可能性があります。食欲や元気が落ちている、尿酸の色が白ではなく黄色など変色している、うんちの形が完全に崩れて下痢になっているなどお水以外の症状がある場合、感染や胃腸炎、肝機能低下や腎不全など体に異常がある疑いがあります。お留守番の時だけお水がやけに減っている、時間帯で飲み方に大きく差があるなどの場合は、分離不安や退屈などメンタル的な問題がある可能性があります。お食事量の制限をしてダイエット中の子ではお腹がすいてお水で紛らわそうとする子もいるでしょう。もちろん、これらの原因が複合していることもあります。
お水を過剰に飲んでしまう状態が続くと血中カルシウム濃度が低下しやすくなり、悪化すると骨が溶けてしまいます。これを避けるためにも、小鳥さんがお水をたくさん飲んでいるときはその原因をできるだけ早く特定して対策する必要があります。この時今どれくらいお水を飲んでいるのかを把握しておくことが重要です。いつも小鳥さんがお水を飲む容器と同じものを用意して、それぞれ同じ量のお水を入れてカゴの内外に設置してください。この時カゴの外に置くものは小鳥さんが触らないように注意してください。この状態で一日経過すれば、それぞれの重さの差を見ることで小鳥さんのお水を飲む量が分かります。
おうちの小鳥さんのお水を飲む量が増えていたりおしっこが多くなっていたりしていることに気が付いたらできるだけ早く病院に相談してください。