今こそ見直そう 温みあれば憂いなし?
秋晴れの心地よい日がある一方で、9月は台風の接近や秋雨前線の影響で、一日の中で気温や湿度が激しく上下します。エアコンの除湿や冷房を切るタイミング、ヒーターやサーモスタットを準備するタイミングに迷う飼い主さんも多いのではないでしょうか。急な冷え込みに慌てて対応するのではなく、小鳥さんが快適に過ごせる適温を常に保てるよう、今からできる保温の基本と確認ポイントを整理していきましょう。
まず、小鳥さんは人間よりも快適温度が高く、種類や年齢によっても異なりますが25℃~30℃ほどになります。特に幼鳥さんや老鳥さん、換羽中の小鳥さんは寒がりになる傾向にあります。夏の時期はエアコンの効き過ぎが問題になることが多いですが、秋に向かう時期は思ったより夜間温度が下がってしまったなど急な気温差によるトラブルが起きがちです。また、この時期を乗り越えて本格的に寒い時期を迎えようというときにずっと使っていなかった保温器具を引っ張り出してみたら壊れていた、ということもしばしばあります。そこで今の比較的気温が高い日がまだ続いているこの時期にこそ保温器具の見直しにおすすめなのです。
小鳥さん用の保温グッズとして、保温電球やパネルヒーターがあります。どちらが良いのか迷う方も多いと思いますが、よりしっかり温度をあげられるのは保温電球で、パネルヒーターは補助として使うことがおすすめです。そしてある程度の温度になったら止まるようにサーモスタットという設定した温度に到達したら自動で保温器具を止めてくれる機械を導入するのも、温度が上がりすぎてしまう事故を防ぐために良いでしょう。ただし、これがうまく動作していなかったりセンサーの位置によって正しく計測されていなかったりする可能性はあるため、サーモスタットを導入していても温度計の設置は必須です。また保温効果を上げるためにケージを覆うアクリルケースもしくは段ボールがあると良いでしょう。外からの冷気を遮断して保温効果をより高めることができます。
おうちの構造やケージの置き場所によって必要な保温グッズは少しずつ変わります。もしおうちの小鳥さんの保温環境について不安なことがあれば病院にも相談してみてくださいね。